国際人権団体、「ガザ封鎖は人道への犯罪」
6月 15, 2022 19:15 Asia/Tokyo
国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチが、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区封鎖の継続を人道への犯罪だとしました。
ガザ地区は2006年以来、イスラエルの全面的な封鎖下にあり、同地区の住民は多くの問題に直面しています。
パレスチナ・アルヨウム通信によりますと、ヒューマン・ライツ・ウォッチは15日水曜、ガザ封鎖が15年を迎えたのに合わせて発表した声明の中で、「ガザの封鎖は人道に対する犯罪であり、何百万人もの人々に対する人種差別および抑圧的措置である」と強調しました。
続けて、「ガザ封鎖により、この地域の200万人以上の人々がより良い生活環境を持つ機会を奪われている」と指摘しました。
また、「ガザ封鎖は、同地区の経済を破壊し、そのために多くの人々が進歩する大事な機会を逸した」としました。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの声明は、ガザのパレスチナ抵抗組織がさまざまな機会にこれまで繰り返し、シオニスト政権による同地区封鎖の解除が必要とされることを強調している中で発表されました。
パレスチナの人々はまた、封鎖中のガザでパレスチナ人に起こった全ての悲惨な出来事について、シオニスト政権に責任があるとしています。
シオニスト政権は2021年5月にもガザ地区を攻撃し、11日間の執拗な攻撃で数百人のパレスチナ人を負傷または殉教させました。
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