IOM、「米・メキシコ国境は世界一危険」
7月 05, 2022 17:22 Asia/Tokyo
IOM・国際移住機関の調査で、米・メキシコ国境が世界一危険な検問所であることがわかりました。
今回の調査結果が発表されたのは、米テキサス州でトラックの中から不法移民53人の遺体が見つかってからわずか1週間後のことです。
この調査結果によりますと、今年初めから現在までにメキシコからアメリカに入国しようとした移民493人が死亡しており、この数字は2021年の同時期より増加しています。
2021年は1年間で少なくとも728人の移民が、アメリカ入国時に死亡しており、2020年に比べて52%増加しています。
また、2021年はアメリカ大陸で1238人の移民が死亡しており、その大半が国境検問所で死亡したということです。この数字は2014年以降で最多となっています。
タグ