露国連次席大使が国連事務総長を批判、「誰が原爆を落としたか言及を」
8月 07, 2022 20:49 Asia/Tokyo
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国連のグテーレス事務総長
ロシアのポリャンスキー国連次席大使は、国連のグテーレス事務総長が広島平和記念式典で行った演説について、「どの国が広島と長崎に原爆を落としたのかを言及すべきだった」と批判しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ポリャンスキー国連次席大使は自身のツイッターで、グテーレス事務総長に宛てて、「世界はこの犯罪を米国が犯したことを決して忘れるべきではない。この国は民間人に対して原子爆弾を落とした唯一の国だ。あなたもこの点について言及するべきだった」と投稿しました。
グテーレス事務総長は、記念式典内での演説や広島市内での記者会見で、広島・長崎の惨禍を繰り返さず、核兵器廃絶を進めることの必要性を強調しましたが、原爆を実際に投下したのは米国であることには言及しませんでした。
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