ソマリアでの米軍による戦争犯罪が判明
8月 21, 2022 21:04 Asia/Tokyo
米ニュースサイト「トゥルース・アウト」によりますと、ソマリアで米軍が行った空爆による民間人死者数は、米国防省が発表したものよりも30倍多いということです。
イルナー通信が21日日曜伝えたところによりますと、トゥルース・アウトは、米軍がここ数カ月でソマリアに対して行った空爆は、米メディアではほとんど報じられておらず、ここ数週間の空爆だけでも20人以上の民間人が犠牲になっているとしています。
世界各地への空爆を監視する団体「エア・ウォーズ」は、バイデン政権になってから米軍は少なくとも16回ソマリアを空爆しており、465人から545人の犠牲者が出たとしています。
同団体の報告によれば、米軍は2007年から現在までに260回にわたってソマリアを空爆しています。
ソマリアでは1992年に内戦が勃発し、近年もテロ組織「アル・シャバブ」による攻撃が相次いでいます。
アル・シャバブは2004年に結成されたテロ組織で、アルカイダに近い思想を有しています。
アル・シャバブはソマリア政府軍や、首都モガディシュに展開するAU・アフリカ連合の平和維持部隊を何度も襲撃し、その他のアフリカ各地でも様々な事件を起こしています。
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