英で市民が政府のエネルギー関連計画に抗議、ガソリンスタンドを崩壊
8月 28, 2022 17:24 Asia/Tokyo
イギリスで、市民らが政府のエネルギー関連計画に抗議し、一部のガスリンスタンドを崩壊しました。
IRIB通信によりますと、イギリスの活動家らは、削減対策のない石炭火力発電の2025年までの廃止という政府の計画への抗議として、一部のガソリンスタンドを破壊しました。
この抗議は、イギリス政府が27日土曜、今年10月から同国の家庭用消費電気・ガスの料金がほぼ2倍に増加すると発表したことを受けて行われたものです。
この発表に基づき、イギリス国内の全世帯はそれぞれ、ガスと電気の年間消費に関して従来の1971ポンドに対し、今年10月からは3594ポンド(日本円でおよそ57万5000円、毎月約4万8000円)を支払うことになります。
ロイター通信も、「エネルギー価格の高騰は、イギリス社会の特に弱い立場にある貧困層などに補いのつかない損害を与え、彼らの生活を危険に晒すだろう」との予測を示しています。
イギリスでは、今年4月にも2400万世帯が電気料金の54%値上がりの影響を受けています。
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