ポンペオ前米国務長官、「アフガンから米へ攻撃の可能性」
(last modified Tue, 30 Aug 2022 09:37:34 GMT )
8月 30, 2022 18:37 Asia/Tokyo
  • ポンペオ前米国務長官
    ポンペオ前米国務長官

ポンペオ前米国務長官は、アフガニスタンからアメリカに対して攻撃が加えられる可能性が増しているとしました。

イルナー通信によりますと、ポンペオ氏はあるラジオ番組で、「昨年と比較して、我々がアフガニスタンからの攻撃対象とされる可能性が増えている」と語りました。

ポンペオ氏は、アメリカはアフガニスタンからの米軍撤退により自信を失っているとして、「米軍撤退後のタリバンの復権は、プーチン露大統領を大胆にしてのさばらせた」と述べました。

20年間におよぶ占領の末の米軍アフガン撤退は、最悪の時期・状況下で行われ、アフガニスタンの人々の痛みを癒すことはありませんでした。

また、撤退の際には、米兵13人が殺害されたほか、米国人数百人と米軍のもとで働いていた数千人のアフガン市民が取り残されました。

その一方で、バイデン大統領はこの撤退作戦が「この上なく」成功したとしました。そして、この作戦により12万4000人の米国人およびアフガン人が国外脱出に成功し、米兵3500人・アフガン人数千人が殺害された成果なき戦争を終わらせたと主張しました。

 


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