米オハイオ州で、黒人青年がベッド上で警察により殺害

米オハイオ州警察のボディカメラ映像の公開により、アメリカの警察が丸腰の黒人男性をベッド上で殺害したことが明らかになりました。

アメリカの人種差別的暴力はしばしば、同国のメディアでトップニュースとして報じられていますが、今回はオハイオ州コロンバスで20 歳の黒人男性が射殺された事件がニュースになりました。

コロンバス市警察は３１日水曜、同警察所属の隊員のボディカメラが撮影した映像を公開していますが、この映像では問題の黒人青年が銃殺される瞬間が収録されています。

公開されたこの映像では、武装警官が警察犬と一緒に夜間に部屋を捜索している様子が見られます。そしてそのうち、逮捕状を持ってやってきたこの警察官は、寝室のドアを開けた後、ベッドから起き上がろうとしたドナヴァン・ルイスさん(20)を銃撃しました。

この事件について、コロンバス警察署長は記者会見し、「リッキー・アンダーソン巡査 がドアを開けてから 1 秒も経たないうちに、警察犬の鳴き声と同時にドナヴァン・ルイス氏を撃った」と語っています。

同署長はまた、記者団に対し「事件現場となったアパートから、兵器は発見されなかった」と述べました。

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