世界で、飢餓の危機が深刻化
9月 21, 2022 20:01 Asia/Tokyo
世界で200以上の民間機関が、飢餓の危機解消に向け世界規模での決定的な措置を要請しています。
国連は最近、世界での飢餓による死亡者数が過去5年間と比べて10倍に増えていると発表しました。
米ニューヨークでの国連総会に参加した各国飢餓の首脳らに宛てた書簡の中で、200以上の民間機関が、深刻化しつつある世界での飢餓の危機の解消に向けたしっかりした措置を要請しました。
貧困と不正の根絶のために世界各地で支援活動を展開している国際協力団体・オックスファム(Oxfam)を含む、75カ国からの238の民間機関の書簡では、21世紀での飢餓危機の再発阻止という各国首脳の約束が実現されていないことに触れ、「現在、全世界で3億4500万人が深刻な飢餓に耐えている。この数字は2019年の2倍以上に増えている」とされています。
また、様々な推測によりますと、世界では4秒ごとに一人が餓死している、とされています。
世界での食料危機の原因として、貧困、社会的不公平、性的不平等、衝突、気候変動、経済的ショック、新型コロナウイるスの影響、ウクライナ戦争などが挙げられます。
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