2021年の米国内での自殺率が上昇
(last modified Sat, 01 Oct 2022 09:11:23 GMT )
10月 01, 2022 18:11 Asia/Tokyo
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    2021年の米国内での自殺率が上昇

米国立健康統計センターは、国内での自殺者数が2020年の約4万6000人から2021年には4万7650人に増加したと発表しました。

IRIB通信によりますと、アメリカ国立健康統計センターは30日金曜、2021年に国内での自殺者数が最も増加したのは、15歳から24歳の若い男性 (全体の8%) であるとしています。

アメリカの自殺率は2000年に、それまで10年間にわたって減少を続けた後、人口10万人あたり10人という過去最低の割合を記録しました。

米国自殺予防財団の医師であるジル・ハーカビー・フリードマン博士は、この減少に寄与した要因の1つは「自殺のリスクと戦うのに役立つセラピーの登場」であったと述べています。

しかし、「自殺率はその後2018年にかけて再び上昇し、2019年と2020年にはほぼ5%減少した」としました。

フリードマン博士は、最近の変動を解釈するのは難しいとし、「現在の自殺率が何を反映しているかを理解するには、長期的な傾向を見る必要がある」としています。

同財団は、新型コロナウイルスの感染拡大も自殺増加に絡んでいるとし、「このような状況では、近親者同士のより多くのサポートが必要とされ、これは自殺防止に大きく寄与するかもしれない」と表明しています。

アメリカでは、10歳から34歳までの年齢層の第2の死因は自殺とされています。

さらに、2021年の統計によると、男性の自殺率は女性の4倍であり、この傾向は長年にわたって継続しています。

一方、銃規制組織は最近、米国における多くの自殺およびその他の銃関連の死亡者数が年間合計2万4000人に上ると発表しました。

 


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