ロシア当局、「英米がウクライナ大統領を支配」

ロシア連邦評議会・防衛安全保障委員会のメンバーであるモロゾフ氏は、「ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカとイギリスに支配されている」としました。

モロゾフ氏は、レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビューに応じ、「西側の挑発的行動の目的は、ウクライナでの軍事緊張の扇動やロシアへの圧力強化である」とし、「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、完全にアメリカたイギリスの支配下に置かれており、自らの決定に独立性がない」と述べました。

また、「米ワシントンや英ロンドンで、汚い爆弾（ウラン物資を含む爆弾）の使用に関する軍事的決定が下されれば、ゼレンスキー氏はそれを実行するだろう」と語りました。

一部の情報筋は、ウクライナは国内で汚い爆弾の爆発というひとつの挑発的な行動をとることで、ロシアに核兵器使用という非難の矛先を向けさせようとしている、と報じました。

ネベンジャ・ロシア国連大使はグテーレス国連事務総長に宛てた書簡の中で、汚い爆弾の使用というウクライナの行動阻止に向けた措置をとるよう要請しています。

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