インドネシア政府、「プーチン氏、Ｇ２０首脳会議に対面参加せず」

プーチン・ロシア大統領が、来月のG20サミットには対面参加しない見通しです。

ロイター通信によりますと、インドネシア海洋・投資担当調整相の報道官は１０日木曜、来週バリ島ヌサドゥアで開催される２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（サミット）にロシアのプーチン大統領が対面参加しないと述べました。

このことから、来月のバリ島でのサミットにはロシア代表としてラブロフ外相が代理で出席し、プーチン氏はオンラインで会合の一つに参加する予定だということです。

インドネシアは、ロシアを首脳会議に招待せずＧ２０から追放するよう欧米諸国やウクライナから圧力を受けていますが、全てのメンバーの合意がなければそうする権限はない、として抵抗しています。

G20は南アフリカ、アメリカ合衆国、サウジアラビア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、インド、インドネシア、イギリス、イタリア、日本、ドイツ、カナダ、メキシコ、韓国、ロシア、フランス、中国、トルコの１９カ国およびEUで構成されています。

今回のサミットでは"Recover Together, Recover Stronger（共に回復し、共に強くなる）"をテーマに、インドネシアから世界に向けてパンデミックからの回復と持続可能な世界の構築に向けた協力を呼びかけることになっています。

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