金融大手モルガンスタンレーが、先進国の経済状況について警告
11月 14, 2022 18:05 Asia/Tokyo
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来年の先進国の平均経済成長率は非常に小さくなる
米ニューヨークに本社を置く金融グループ、モルガン・スタンレーが最新のレポートで、来年の先進国の平均経済成長率は非常に小さくなる、との予測を示しました。
.イルナー通信によりますと、モルガンは、ユーロ圏と英国が来年景気後退に陥ると予測し、米国の経済成長率も、雇用の伸び率が小さく、失業率の上昇などから、0.5%にとどまるだろうと発表しています。
また、中国の経済は3年間のコロナ関連制限を経て開放され、中国や他のアジア諸国の経済状況の改善につながり、この点から中国経済は 2023年におよそ5%成長し、新興国の平均成長率 3.7%を上回るだろう、としています。
モルガン・スタンレーの報告ではさらに、市場リスクは減少しており、IMF国際通貨基金の2.7%という予測とは対照的に、2023 年には世界経済は2.3% 成長すると予測されています。
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