過去3年間で、イランの経済成長が9倍に増大
6月 25, 2024 18:28 Asia/Tokyo
イラン中央銀行総裁が、過去3年間でイランの経済成長が9倍に増大したことを明らかにしました。
経済成長とは、ある期間における経済サービスや製品生産が前の期間に比べて増加することを意味しています。
パールストゥデイによりますと、モハンマドレザー・ファルジーン・イラン中央銀行総裁は、「2011年から2020年初め(イラン暦1391年から1399年末まで)のイランの平均経済成長はわずか0.5パーセントに留まっていた」と述べました。一方、イランの平均経済成長率は、過去3年間(2021年から2023年まで)で 4.5%に増加しています。
また、「過去3年間のイランの経済成長は、20年間の平均を2.7%上回った」としています。さらに、イランの過去3年間の石油以外の平均経済成長率は2011年から2020年までの期間と比べて3倍以上、工業部門の成長も9倍以上に増大しました。加えて、同期間にはマイナス7.1%だった固定資本形成の伸長も、過去3年間ではプラス6.4%に達しています。
ここ数十年、経済制裁は国際舞台での不当な要求を強制する国によるその他の独立国への圧力行使手段となっています。2011年以来、米国やEU、その他の先進国は他国に対して数百もの経済制裁を課してきました。
イラン国民の敵も1979年のイスラム革命勝利以来、常に圧政的な制裁行使により同国の経済に打撃を与えようと画策しており、事実上いずれの産業への制裁も辞さない形となっています。