国連、「世界人口が80億人超に」
11月 15, 2022 18:13 Asia/Tokyo
国連が15日、世界の人口が80億人を超えたと発表しました。
ロイター通信によりますと、国連はさらに、世界人口が2080年代までにさらに24億人増える見込みで、食料や水、燃料が十分行き渡らなくなると警告しました。
世界の人口は、2011年からの11年間で10億人増加しています。アジアを中心とする中所得国で約7億人増えたほか、インドは約1億8000万人増加し、来年には中国を抜いて世界で最も人口の多い国になると予想されています。
一方で、米国、欧州、日本は出生数が減少傾向にあり、中国も一人っ子政策という負の遺産をひきずっています。
専門家によると、人口の増加ペースは鈍化し年1%未満になっているため、2037年まで90億人に到達することはないとみられています。国連の予測では、2080年代に約104億人でピークを迎え、2100年までその水準にとどまるとされています。
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