国連、「ウクライナ軍によるロシア兵処刑の動画は本物」

フォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官が、「ウクライナ軍によるロシア兵の処刑の動画は、かなり高い確率で本物と思われる」と語りました。

これに以前に、ペスコフ・ロシア大統領府報道官は、この犯罪に関する国際的な調査および、加害者への処罰を求めています。

イルナー通信によりますと、トゥルク国連人権高等弁務官は２５日金曜、声明を発表し、「これらの動画を見ての検討結果は、実際に何が起こっているのかを知るために、独立した正確な法的調査の実施が必要であること判明する」としています。

また、「一方的な処刑に関して存在する疑惑の全ては、透明性のある独立した、しかも即時かつ効果的な方法で完全に調査される必要がある」と述べました。

最近、捕虜となったロシア兵がウクライナ軍によって処刑される様子を映したと見られる動画が公開されました。

アメリカの新聞ニューヨークタイムズは、11人のロシア人捕虜の処刑の動画を、信頼に足るものだとしました。

一方、元ウクライナ軍兵士は最近、10人のロシア人捕虜を処刑したウクライナ兵士が、同国西部リヴォフ（ウクライナ語読み；リヴィウ）に拠点を置き、NATO北大西洋条約機構と緊密に協力している旅団に属していたことを明らかにしました。

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