12月 25, 2022 15:04 Asia/Tokyo

アメリカで、大寒波により国内の総人口の60%に影響が出ており、同国内の一部地域では広範囲にわたる停電が発生したほか、17人が死亡しました。

米紙ロサンゼルス・タイムズによりますと、アメリカの当局者はまた、「この寒波により、全米で少なくとも17人が命を落とし、多くの家屋や車に損害が及んだ」と述べています。

全米を襲った強い寒波および、それに伴う猛吹雪、雨と凍結の影響で、200万近くの世帯および企業が停電に見舞われています。

この報道によりますと、米国のある大手電力会社は、6,500 万人の加入者に対して、酷寒や凍結現象が続く場合に備え強制的な一斉停電を実施する必要がある、と警告しています。

さらに、アメリカでは数百万人が自分のたちのクリスマス休暇や旅行の計画にこの寒波が影響することを懸念しています。

航空運行情報会社フライトアウェアの発表では、24日は2700便あまりが欠航、遅延は6400便以上に上りました。

このほか、各地で天候に起因する交通事故が発生し、少なくとも16人が死亡、雪が積もった道路で多くの車が立ち往生していると報じられています。

米国自動車協会は、12月23日から1月2日の間に自宅から50マイル(80キロ)以上移動する人は1億1270万人と予想していましたが、こうした天候状況により多くの人が計画の中止や変更を迫られるとみられます。

 


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