ワシントンポスト紙、「数百万人の米国民が他国に移住」
(last modified Sun, 25 Dec 2022 06:21:20 GMT )
12月 25, 2022 15:21 Asia/Tokyo
  • 米国民が他国に移住
    米国民が他国に移住

米紙ワシントンポストが、アメリカ国民の他国への移住についての記事を掲載し、「数百万人もの米国民が自国から去っている」としました。

ワシントンポストによりますと、アメリカは移住者から成る国ですが、定期的に、移住者排出国になりつつある現実が垣間見られるということです。

アメリカは、世界中の移住者の大半が目指す最大の目的地であり、ドイツやサウジアラビアの約3倍となる人数の移住者を受け入れています。一方、国外への移住者の面でアメリカは26位となっています。

米企業ギャラップが行った最新の世論調査によれば、アメリカ人の約15%が、他国に永住したいと思うとしたほか、さらに多くの人数が、適切な状況があれば移住を検討するとしました。

アメリカは、約40カ国の移住者たちの主な目的地となっていますが、アメリカ国籍を得た移住者の大半は、元々の祖先がいた土地とのつながりを保っています。

アメリカ政府は、同国を去った国民の人数について、正確な統計や情報は持っていません。

国連と世界銀行の推計では、2020年までに海外で出生したアメリカ国籍者の人数は約280万人になるとされています。

 


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