1月 09, 2023 20:36 Asia/Tokyo
  • ローマ法王フランシスコ
    ローマ法王フランシスコ

ローマ法王フランシスコが、制裁解除交渉の再開を要請しました。

イルナー通信によりますと、フランシスコ・ローマ教皇は9日月曜、ローマ教皇庁の新しい情報システム・バチカンニュースのネットサイトにより中継された自らの演説において、各種制裁解除を目指す協議の再開を求めるとともに、この協議における休止期間が生じたことから特定の懸念が生じている、としました。

核合意をめぐる協議に参加する関係方面のほとんどは、この協議のより早い妥結を望んでいますが、最終的な合意成立には、いくつかの残された重要な問題に関するアメリカの政治的決定が待たれています。

オーストリア・ウィーンで行われた数ヶ月にわたる協議からは、アメリカ政府が国内問題やシオニスト政権イスラエルの圧力のために核合意復帰を決断できるだけの力を持たないことが証明されました。

アメリカはこのような背景から、他者に責任転嫁し、イランに対してまやかしの期限を切るといった戦術に出ています。

特にバイデン米現政権は、議会の中間選挙を睨んでウィーン協議で政治的決定を下すことができませんでしたが、イラン国内で暴動が始まったとたんに同国の内政に干渉し、外交アプローチを掲げながらこの暴動に注力して、核合意は自国の優先課題ではないとの主張を始めました。

 


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