1月 23, 2023 13:46 Asia/Tokyo
  • WTO世界貿易機関
    WTO世界貿易機関

WTO世界貿易機関が、今年の世界の貿易量が前年比で1%増にとどまる、との見解を示しました。

ロイター通信がスイス・ダボス(スイス)から報じたところによりますと、 オコンジョイウェアラWTO事務局長は今月20日、2023年の世界の貿易量は前年比1%増にとどまるとの見方を示し、従来予想を据え置いています。

なお、WTOは次回は今年4月に最新見通しを発表する見通しです。

世界貿易は22年後半に勢いを失い、23年も複数のショックが世界経済を圧迫し、低調さを維持する可能性が高いとみられます。

こうした現象について、JETRO日本貿易振興機構はその要因として、欧州では、ウクライナ危機を受けたエネルギー価格の高騰が家計支出を圧迫し、さらに製造コストを上昇させていること、米国では、金融引き締め政策による支出の抑制、中国は先だってまで行われていたゼロコロナ政策や、外需の低迷と相まった生産の混乱などを挙げています。

 


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