バイデン米大統領が、退役軍人の高い自殺率を認める
2月 08, 2023 20:37 Asia/Tokyo
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米軍兵士
バイデン米大統領は、1日あたり17人の退役軍人が精神的な問題により自殺していることを認めました。

バイデン氏は現地時間7日火曜夕方に行った一般教書演説で、「退役軍人のために雇用を創出しなければならない」とし、「米国では誰一人ホームレスになってはいけない。特に長年国に尽くしてきた退役軍人に関してはそうだ」と述べました。
バイデン氏はその上で、「かつて1日あたり25人の退役軍人を自殺で失ってきた。今も1日あたり17人が自殺している」とし、「この数はアメリカが今行っている戦争で死亡する兵士の数より多い」と述べました。

長期間にわたって世界各地で任務を強いられる米軍兵士やかつて戦場で従事した兵士らの精神状態は極めて悪く、米軍内や退役軍人の高い自殺率につながっています。
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