ブルガリア首都近郊で移民18人の遺体発見、トラック内で窒息死か

ブルガリア当局が、トラックの中で窒息死したとみられる移民18人の遺体を発見しました。

フランス通信によりますと、ブルガリア首都ソフィアの北東20キロに位置するロコルスコ村付近で17日金曜、地元住民の通報により警察が1台のトラックを発見しました。

当局によりますと、トラックには「木材の下に隠れて」移民52人が乗っており、生存が確認された34人は病院に搬送されました。

加えて、周辺の草むらにも遺体が散乱していました。

ブルガリア保健省が死亡した移民の中には6～7歳とみられる子どももいたとする一方、検察は一番年少の犠牲者は10代だとしています。

また、現在までの情報によりますと、これらの人々はアフガニスタン出身で死亡推定時刻は遺体発見の10～12時間前とされ、数日前にトルコからフェンスを越えてブルガリア南東部ヤンボル地方に入国したとみられています。

一方、密入国あっせん業者は移民の死亡に気付くと即座に逃亡しましたが、当局はその後、ブルガリア人の容疑者4人の身柄を拘束しました。

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