ウクライナ軍司令官が解任

ウクライナのゼレンスキー大統領が２６日日曜、対ロシア統合軍事作戦の司令官、モスカレフ少将を解任したと発表しました。

ＣＮＮによりますと、モスカレフ氏は昨年３月、前任のパブリュク中将がキーウ州知事に任命されたのに伴い、現職に就いていました。

ゼレンスキー大統領は、モスカレフ氏解任の理由については説明していません。

ウクライナでは最近、汚職撲滅に向けた捜索や取り締まりが全国で展開され、政府高官らが相次いで解任されています。

ですが、モスカレフ氏の解任がこれに関係しているかどうかは、今のところ明らかになっていません。

さらにこの報道によりますと、ゼレンスキー大統領はこれまでに既に、国家反逆罪の容疑で 2 人のウクライナ当局者を解任しています。2022年3月末、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ保安庁国内治安総局の局長を務めていたアンドレイ・ナウモフ・オレホビッチ氏および、同国ヘルソン地域のウクライナ治安局の元責任者クリヴォルチコ・セルヒイ・オレクサンドロヴィッチを解任しました。

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