ベラルーシが、ウクライナでの和平交渉開始を要請

国連のベラルーシ代表本部一等書記官が、ウクライナでの和平交渉開始を求めました。

イルナー通信が21日火曜夜報じたところによりますと、国連ベラルーシ代表本部のマクシム・サプサイ一等書記官は、「ベラルーシ政府は、国際社会に対し、ウクライナ危機の解決に向けた和平交渉を開始するため、あらゆる機会を利用するよう求める」と述べました。

また、「国連人権理事会や人権メカニズムがこうした価値観を維持するのなら、和平プロセスの進展にむけ努力すべきである」と語りました。

こうした中、NSC・米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は、米は中国の習近平国家主席のロシア訪問後にウクライナ停戦に向けたいかなる要請があっても受け入れないとしました。

中国が、ウクライナ危機の政治手段による解決を目指す仲介案を公開したことを受け、ゼルンスキー・ウクライナ大統領は、中国の習国家首席と会談する意向を示しました。

ウクライナのクレバ外務大臣は、アルシャルク・テレビのインタビューで、「ウクライナは、中国による和平に関する仲介案を否定せず、それを検討中である」とし、中国国家主席がゼレンスキー大統領と会談することに期待感を表明しました。

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