英外相「中国との関係断絶はわが国の利益にならない」

クレバリー英外相は、「中国は国際舞台への影響力のある重要な国である」とし、「中国との関係断絶は英の利益にならないだろう」と語りました。

クレバリー外相は18日火曜、英紙ガーディアンとのインタビューで、「わが国は中国に対し、細心の注意を払い丁重に接するべきだ」と語りました。

また、「私の同僚の中には、中国に対して肯定的な態度をとっていない者もいる。だが、中国との関係を断つことはわが国の利益にならない。それは、我々が彼らと関わるかどうかに関わらず、中国は自らの道を歩み続けるからである」としました。

さらに、「中国は影響力のある、重要な大国である。中国は環境・経済問題において非常に重要な役割を果たしているため、中国と緊密かつ定期的に折衝する必要がある。それは、そうしなければ逆効果になるからだ」と語りました。

英外相のこうした発言の一方で、中国とイギリスの関係は近年、イギリスがアメリカの政策に無条件に追随した結果、緊迫化しています。

スナク英首相は最近、国際関係や外交政策の専門家が出席した会議で、中国の大国志向を非難し、中国との関係の「黄金時代」は終わったと表明していました。

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