世論調査結果;「米国で最も幸福度の高い人々は神への信仰心を重視」
ある世論調査の結果から、アメリカでは最も幸福度の高い人々は宗教的信念を尊重し、「神への信仰」が彼らにとって重要であることが明らかになりました。
現在、自分が幸福だとするアメリカ人の数は急激に減少しており、過去5年間で19.6%も減少しています。
自らをとても幸せだと考えるアメリカ人の割合は、1970年から2015年までの45年間で驚くほど固定化しており、28%から38%の間を推移していました。
これらの人々は、宗教的信念やプラグマティズム・実用主義などの共通の特徴を持っています。
米紙ウォールストリート・ジャーナルおよび、NORC・自然発生的定年退職者コミュニティによる世論調査の結果、現時点で自らを非常に幸せだと考える人の割合は、2023年には総人口のわずか12%でした。
また、2023年3月1日から同月13日までに実施された1019人の成人を対象とした調査によると、大多数のアメリカ人は自国の経済と次世代の見通しについて悲観的な考えを持っています。
さらに、調査対象者の約30%は、自分が最も幸福度が低いと考えており、「あまり幸せではない」と答えています。
また、「とても幸せ」と答えた人に共通する最大の特徴は「神への信仰」であり、これらの人々の68%が神への信仰が「非常に重要」であると答えました。
また、「とても幸せな」人々は、神を信じるだけでなく、安定した社会関係も非常に重視しており、約67%の人は結婚が自分にとって非常に重要であると考えています。
一方、結婚の役割と幸福度における重要性を認識していたのは、この調査の参加者全体の43%にとどまりました。
そして、民主党支持派全体の4分の1強(27%)が、宗教は自分たちにとって「非常に重要」であると答えましたが、同じように回答した人々の割合は、共和党支持派では約2倍の53%にも及んでいます。