国連が、ウクライナ配備の英核兵器を懸念

国連が、ウクライナでの戦争を口実とした、同国内へのイギリスの核兵器の配備に懸念を示しました。

ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、ファルハン・ハック国連事務総長報道官は「国連として、ウクライナでの戦争を口実とした、英国の劣化ウラン兵器がウクライナに移送されることを非常に懸念している」と述べました。

なお、ショイグ・ロシア国防相は28日金曜、インド・ニューデリーで行われたSCO上海協力機構国防相会合において、「ウクライナでの戦争における西側諸国の真の目的は、ロシアを戦略的に打ち負かし、中国にとっての脅威を生み出すとともに、世界での独占的地位を維持することにある」と語っています。

ロシア当局者、および西側の一部の専門家とメディアは、ウクライナでの戦争を西側とロシアの間の代理戦争と見なしています。

ロシアはこれまでに何度も、「西側の武器をウクライナに送付することは、同国での紛争を長引かせるだけであり、想定外の重大な結果を​​もたらすだろう」と表明してきました。

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