スーダン衝突で70万人以上が難民に

国連は、スーダンの衝突で70万人以上が難民化したと明らかにしました。

スーダンでの武力衝突は先月15日、アブドゥルファッターハ・ブルハン統治評議会議長の指揮下にある軍と、「ヘメティ」の名で知られるモハメド・ハムダーン・ダガロ将軍率いる準軍事組織・RSF即応支援部隊との衝突により始まりました。しかし現在に至るまで、国際社会による調停は功を奏していません。

フランス通信によりますと、国連は9日火曜、スーダンの衝突では500万人が緊急支援を必要としており、その半数が子供だとしました。

国連の推計では、近隣諸国へ避難するスーダン国民は今年10月までにおよそ86万人に達し、現時点でも様々な困難を抱えているこれらの国々にさらなる負担を生じさせると見られています。

衝突の両当事者は停戦を幾度か結び、ともにそれを順守するとしていますが、散発的な衝突は依然として続いています。

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