独ベルリンの男子新生児名、「モハンマド」がトップに

2022年にドイツの首都ベルリンで出生した男児の名前で、「モハンマド（Mohammed）」が最も多く選ばれていたことがわかりました。

ファールス通信によりますと、かつてベルリンにおいては、男の子の名前は預言者の名前でもある「ヌーフ（ノアNoah）」や「アーダム（Adam）」などが一般的であったものの、今回の調査では最後のイスラム預言者「モハンマド」が命名数でトップとなりました。

ベルリンで近年、「モハンマド」と名付けられる子どもが増えていることは、ドイツ国内で多くの論争を巻き起こしています。

イスラム教の預言者・ムハンマドにちなんだこの名前を子どもに付ける人の数が急増していることで、「将来ドイツがイスラム化するのではないか」という根拠のない懸念が生じており、2015年から続くドイツへの移民流入増加の余波を受けて、この懸念はさらに強まっています。

ドイツのある団体の報告によれば、同国全体の男子新生児名統計では、「ノア」という名前が命名数のトップとなっています。

一方、ベルリン市では前年の2021年にも「モハンマド」が第3位に入っていました。

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