May 14, 2023 22:05 Asia/Tokyo

アフリカ東部ソマリアの中部で、豪雨に伴う河川の氾濫のため約20万人の住民が避難しました。

豪雨に見舞われたソマリアでは、中部ヒラン州のシェベリ川の堤防が決壊し、荷物を頭に載せて冠水した道路をたどり避難場所を探す住民の姿が見られました。

同州のアリ・オスマン・フセイン社会問題担当副知事は、「約20万人が避難した」と説明し、この数字は今後さらに増える可能性があるとしています。

また、ハッサン・イブラヒム・アブドゥル副知事によると、12日時点で洪水のため3人が死亡したということです。ソマリアはこれまで記録的な干ばつに見舞われており、数百万人が飢饉寸前の状態にありました。

また、政府は数十年にわたってイスラム過激派組織の武装闘争に追われるなど、さまざまな問題を抱えています。

ソマリア以外にも、同じアフリカ東・中部のルワンダでは今月初め、大雨に伴う洪水や土砂災害で135人が死亡、コンゴでも土石流のため400人以上が死亡しています。


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