ロシア外相「マクロン仏大統領は米の家臣」
May 17, 2023 20:19 Asia/Tokyo
ラブロフ露外相は、ロシアは中国に依存しているとすマクロン仏大統領の発言について、「マクロン氏はアメリカの家臣である」と述べました。
ラブロフ外相は、「マクロン氏は惨めな思いをしているはずだ。なぜなら、彼は長年に渡り、EUの戦略的独立について語っていたが、実際にはアメリカの家臣であり、なす術もないからだ」と語りました。
マクロン大統領は、最近の発言の中で、「ロシアはウクライナに対し戦略的な敗北を喫したため、日増しに中国に依存している」と述べていました。
ラブロフ氏はまた、「ロシアが2001年以来、中国やインド、東南アジア諸国との関係を拡大していることは、西側に背を向けているということではない。西側諸国と我々の関係が希薄になっちめ、相対的に東方政策が強くなった」と語りました。
これ以前に、ロシア大統領府のペスコフ報道官も、マクロン大統領の発言に反論し、「我々は、この問題に強く反発する。中国との関係は特別な戦略的なもので、どの国にも依存することはない」としていました。
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