米国防総省高官、「スーダンの停戦に失敗」

米国防総省の高官が、スーダンで起きている紛争の停止に向けた米政府の努力が不調に終わったことを認めました。

スーダンでは、4月15日から政府軍とRSF・即応支援部隊が権力争いにより衝突し、多数の国民が周辺諸国に避難するなど、混乱が続いています。

両当事者は、5月にサウジアラビア・ジッダで行われた協議で停戦に合意しましたが、スーダンではその後も散発的な衝突が続いています。

イルナー通信によりますと、13日火曜、米国防総省の高官が匿名で、ジッダ協議に続き米国政府が行ったスーダン紛争の調停が、短期間の成果すら出せずに終わったと語りました。

この高官は、スーダン紛争の両当事者が停戦合意のために用意された舞台を活かそうとしていないと説明しました。

スーダン紛争をめぐっては、国際的な調停の試みられていますが、今のところその成果は得られていません。

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