人権団体が、人権理事会へのサウジ加盟停止を要請
6月 30, 2016 17:20 Asia/Tokyo
国際人権団体が、サウジアラビアの国連人権理事会加盟を停止するよう要請しました。
ロイター通信によりますと、アムネスティインターナショナルとヒューマンライツウォッチは、29日水曜、国連総会に対して、サウジアラビアの侵略連合軍がイエメンで民間人殺害を停止するまで、この国の人権理事会加盟を停止するよう求めました。
ヒューマンライツウォッチの関係者は、「サウジアラビアは、イエメンで人権侵害の恐ろしい経歴を有しており、国連の加盟国はできるだけ早期に、サウジアラビアの人権理事会加盟を停止すべきだ」と語りました。
この二つの国際人権団体は、「これまで、少なくとも913人の民間人が死亡したサウジ連合軍の69回の非合法な空爆に関する証拠を集めた」と発表しました。
これらの攻撃で、住宅、市場、病院、学校、民間企業、モスクの多くが破壊されました。
国連加盟国193カ国の3分の2の同意で、継続的で明らかな組織的人権侵害を理由に一国の理事会加盟を停止することができます。
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