仏パリで建物が爆発・崩壊、37人負傷

仏パリ中心部でガス漏れが原因とみられる爆発により建物1棟が崩壊、火災が発生し、37人が負傷、2人が行方不明となっています。

フランス通信によりますと、パリの観光名所リュクサンブール公園近くで現地時間21日水曜午後4時55分（日本時間同日午後11時55分）ごろ、服飾学校の入ったビルで爆発が発生しました。

消防当局は200人を超える隊員を現場に出動させ、消火やがれきの下に埋もれている負傷者らの捜索を急いでいます。

この結果、火は夕方までに鎮火しました。 　

現場近くにいた目撃者の証言によりますと、大きな爆発音が聞こえたほか、400メートル離れた建物の窓ガラスが割れる被害も出たということです。

また、負傷者のうち４人が重態とされています。

消防当局は当初、建物2棟が崩壊したとしていましたが、警察は後に、崩壊したのは1棟と修正しました。

なお、現場があるパリ5区の区長はツイッターへの投稿で「ガス爆発」が起きたと説明しましたが、現在までのところ爆発の正確な原因はまだ判明していないということです。

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