ギリシャ議会再選挙、与党が勝利宣言

ギリシャ内務省は、同国の議会再選挙で、ミツォタキス前首相が率いる中道右派の与党「新民主主義党（ＮＤ）」が勝利したと発表しました。

イルナー通信によりますと、ギリシャ内務省の発表では、ミツォタキス氏が率いる「新民主主義党（ＮＤ）」が得票率40.52％となり、議席定数300のうち過半数を超える158議席を獲得しました。

ＮＤに続いたのは、チプラス元首相の率いる「急進左派連合（ＳＹＲＩＺＡ）」で、得票率17.9％となり４７議席を獲得しました。

一方、ドイツからも右派政党の躍進が伝えられています。

ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢（AfD）」は、この数週間に行われた世論調査で支持率の増加を見せていましたが、先日ある地方選挙で初めて勝利しました。

ギリシャやドイツで右派政党の勢力が拡大したことは、ヨーロッパで各国政権の懸念を高めている右派傾倒という問題を、改めて浮き彫りにしました。

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