7月 08, 2023 19:11 Asia/Tokyo
  • 爆発  
    爆発  

米軍は2003年のイラク侵攻後、反政府勢力の民兵あるいは、道端に仕掛けられた爆弾など、連日、生命を奪われる脅威に直面していました。2005年11月19日にミゲル・テラザス伍長がイラク西部ハディーサで死亡したのは、こうした道端に仕掛けられた爆弾によるものでした。

テラザスの友人の中には、「この爆発で多くの民間人が死亡した」「爆発後に民間人が武装集団に襲撃され、米軍との衝突で全員が死亡した」などと主張する者もいました。

しかし、しばらくすると、これらの話は全くの作り話であり、実際に爆発で死んだのはテラザスだけで、他に死亡した民間人は、全員が近隣の村落の住民で、米軍により殺害されたことが明らかになりました。

小隊の指揮官は、部下が武装勢力から銃撃を受けたため、兵士たちに近隣の民家を捜索し、見かけた者を全員射殺するよう命じたと語りました。結局、この一隊のリーダーのみが有罪判決を受けましたが、懲役刑にはならず、減給と講習への参加という懲罰に留まっています。

 


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