7月 20, 2023 18:10 Asia/Tokyo
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アメリカの保守系シンクタンク・ヘリテージ財団が、米ドルの国際的信用度に関する最新の概観報告において、ドルの信頼が下がり続けているとしました。

IRIB通信によりますと、米政府の政策決定にも大きな影響力を持つヘリテージ財団は、米ドルの国際的信用度に関する最新の報告で、「米政府はドルを武器として使用しており、世界中の他の国々はこの米国の政策のために、ドルに置いている信用を考え直そうとしている」としました。

経済活動家でアナリストのトム・ブリュー氏はこれに関して、「各国は米ドルから離れつつある。米政府は、ドルの価値や信用度を低下させてきた行為を続けることの結果に備えておくべきだ」と述べています。                                                                               

また、米ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で資産家のレイモンド・ダリオ氏も、「米国の最大の武器は制裁であるが、同国が他人の資産を凍結する力をふるうなら、各国がドルを信用する根拠がなくなるのは自然なことだ。そのために我々は、世界中の大規模な商取引が徐々に他の通貨で行われるようになるのを目の当たりにしている」と指摘しています。

 


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