ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される経済新興5か国・BRICSおよび友好諸国の安全保障担当上級代表による会議が24日月曜、南アフリカの最大都市・ヨハネスブルグで開幕します。

イランからは、国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記が、南アフリカ大統領府大臣の招待を受けるかたちで、代表団を率いてこの会議に参加します。

ヨハネスブルグでは8月にもBRICS首脳会議が予定されています。しかし、ロシアのスプートニク通信によりますと、南アフリカのラマポーザ大統領はBRICSの首脳会議議長国として、イランを含む70カ国の首脳に対し、今回の会議への招待状を送ったものの、フランスのマクロン大統領、アメリカのバイデン大統領、イギリスのスナク首相などは招かなかったということです。

ロシアからは、プーチン大統領の代わりとしてラブロフ外相が出席する予定だということです。オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所は今年3月16日、ウクライナ戦争に関与したとしてプーチン大統領の逮捕状を発行しました。

BRICSの構成国は現在5か国ですが、 イラン、サウジアラビア、アルジェリア、その他の複数の国が、新たな構成国として加わることを望んでいます。

BRICS諸国は、現在の5か国だけでも世界総人口の40%以上、世界全体のGDPの約25%を占めています。

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