9月 18, 2023 20:26 Asia/Tokyo
  • 環境活動家ら
    環境活動家ら

米ニューヨークで国連総会が行われているのに合わせて、数千人の環境活動家が化石燃料の使用停止を求める抗議デモを実施しました。

ロイター通信によりますと、このデモは、多くの国で実施が予定されている一週間をかけた大規模抗議デモの一環であり、参加した多くの環境活動家の手にするプラカードには、「化石燃料の使用をやめろ」「化石燃料は人を殺す」「気候変動めぐる緊急事態の宣言を」と書かれていました。

各報道によれば、アメリカ、ドイツ、英国、韓国、インドなど54カ国で500回以上のデモが、気候変動や地球温暖化の阻止に向けた早急な行動を求めて、この一週間に実施される予定です。

このようなデモの中、2か月後には、第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)が開催されることになっています。

気候変動をめぐっては、国連が最近の報告において、「世界は、地球温暖化へ向かう危険な道を進んでいる。燃料としての石炭の使用削減をはじめとしたあらゆる分野で、多くの措置が講じされる必要がある」と警告しています。

また、科学者の多くも、化石燃料から出る温室効果ガスが地球温暖化を促進し、洪水、干ばつ、森林火災などの自然災害を増加させていると指摘しています。

 


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