西側で、対イスラエル抗議行動における言論の自由が侵害
西側諸国で、シオニスト政権イスラエルに対する抗議行動をめぐって言論の自由が侵害されています。
ドイツとフランスはここ数日、反シオニストデモの開催を制限し、パレスチナへの支持表明を理由に数百人を逮捕し、罰金を科しています。
フランスは今月12日以来、反シオニストデモに参加した容疑で43人を逮捕し、827人に罰金を科しました。
ドイツ警察も、少なくとも190人を逮捕しています。
現在サウジアラビアのサッカーチーム、アル・イティハドに所属するフランス代表カリム・ベンゼマ選手は、侵略者たるシオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への爆撃が続く最中、パレスチナ人への支持を公然と表明したため、フランス政府から批判を受けました。
ベンゼマ選手は16日、自身のSNS上に「私たちの祈りは、女性や子どもにも容赦しないこの不当な爆撃の犠牲者となっているガザ住民のためにある」と投稿しました。
こうした中、米ミネソタ州選出のイルハン・オマル民主党議員は、パレスチナ人に対するシオニスト政権の犯罪と攻撃を非難する発言をしたことにより脅迫を受けたとし、「私の家族の安全が危険にさらされている」と述べました。
オマル議員は20日金曜、米議会前で記者会見し、イスラエルを支持し続けるバイデン政権を強く批判しました。
スペインのイレーネ・モンテロ平等・男女共生相も、シオニスト政権のネタニヤフ首相を押しとどめる必要性を強調し、人道、民主主義の擁護、そして人権保障のため、ガザに対するイスラエル政権の計画的な大量虐殺に反対する行動をとるよう求めました。
スペインの急進左派ポデモス党の幹事長であるヨネ・べララ社会権相も最近、同国政府に対し、シオニスト政権との外交関係を停止するよう要請しました。