欧米諸国市民が、ガザでのイスラエルの犯罪に抗議
(last modified Sun, 05 Nov 2023 08:05:16 GMT )
11月 05, 2023 17:05 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエルによるパレスチナへの犯罪が絶え間なく続いていることに抗議し、アメリカやヨーロッパの各都市で大勢の人々が街頭に集結し、パレスチナ・ガザ地区におけるイスラエルの犯罪の停止と停戦を要求しました。

米首都ワシントンDCでは4日土曜、多数の市民が街頭に集結してスローガンを連呼し、ガザ地区におけるイスラエルの犯罪の停止と停戦を求めました。

他にも、独ベルリン、仏パリ、伊ミラノ、デンマーク・コペンハーゲンなどのヨーロッパの複数都市でも数千人の人々が街頭に繰り出してパレスチナ国民との連帯をアピールし、ガザ住民に対するシオニストの不平等な戦争の終結を要求しました。

これらのデモ参加者らはパレスチナ国旗の他、「虐殺を止めよ」「ガザを救え」「停戦」と書かれたプラカードを掲げました。

パレスチナ・サマー通信によりますと、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長は4日土曜夜、米ワシントンおよび一部の西側諸国の諸都市で市民らが連携をアピールしたことに触れ、「多数の国において数十人、数百人、数千人もの人々によって形成されたこの壮大な大群衆は、世界がシオニストの占領と残虐行為に完全に我慢できなくなっていることを示している」と述べました。

ハニヤ氏はまた、「アメリカおよび、ガザでのシオニスト政権の犯罪を隠蔽している国々は、諸国民の声に耳を傾けるべきだ。これらの諸国民は、パレスチナは自由であるべきこと、抵抗運動は正当かつ合法であり、占領者は滅亡に向かっていることを主張している」としました。

アメリカ・イスラム関係評議会のスポークスマン、イブラヒム・フーパー氏は「現在、全ての人々の目標は停戦だ。停戦がなければ何もできず、ガザでは人道支援の提供はもとより、負傷者の治療も、さらには遺体の搬出や埋葬もできない」と語っています。

こうした世界規模での抗議行動が続く中、ガザ地区に対してはイスラエル軍による陸、空、海の全面攻撃が続いています。パレスチナ・シャハーブ通信によりますと、イスラエルは新たにガザ中心部のアルマジ・キャンプ内の住宅を爆撃し、47人のパレスチナ人が殉教しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem