米空軍基地で黒人の墓121基を発見
1月 23, 2024 20:32 Asia/Tokyo
米空軍は、フロリダ州タンパのマクディール空軍基地で121基の黒人の墓が見つかったことを発表しました。
IRIB通信によりますと、米空軍当局者の一人であるローラ・アンダーソン氏はこれらの墓をめぐり、奴隷制時代にアメリカが黒人に対して行った犯罪については触れず、「過去に間違いがあったのは明らかであるものの、社会の努力によりその過ちは償われるだろう」と述べました。
アメリカなどの国々が行っていた奴隷貿易は、史上最悪の人権侵害とも言われており、400年以上にわたり1500万人以上の女性や子どもを含めた人々がその犠牲となりました。
アフリカで捕らえられ奴隷にされた黒人は、船に詰め込まれてアメリカの海岸まで運ばれ、成立初期の同国の経済に提供される無料の労働力として利用されました。