2月 06, 2024 19:52 Asia/Tokyo

ユニセフ・国連児童基金が、パレスチナ・ガザ南部ラファに集まったパレスチナ人避難民のうち100万人以上が路頭にあぶれているとしました。

ユニセフは6日火曜、ラファには61万人の子どもを含む約130万人の避難民が路頭にあぶれていることを明らかにしました。

ユニセフはこれ以前にも、ガザでの壊滅的な人道状況に懸念を示しながら、1万人以上のパレスチナ人の子ども栄養失調に苦しんでいるとしていました。

ガザの子どもたちがこのような窮状にある一方で、西側8カ国は先日、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関への資金援助を停止すると発表しました。大量虐殺者たるシオニスト政権イスラエルは、このような西側の行動を歓迎しましたが、パレスチナの人々、そして大半の諸国や支援団体は、この決定に抗議しました。

UNRWAのラザリーニ事務局長は、資金援助を停止した国々に対しこの件を再考するように求めながら、「この援助が停止されれば、ガザでの人道的活動が危機に陥ることになる」と指摘しています。

UNRWAはこれより前、ガザに対するシオニスト政権イスラエルの攻撃が始まってから同地区人口の85%以上が家を追われて難民化した上、そのほとんどが数回にわたり避難先を移動していると発表しています。

一方、ガザにあるパレスチナ保健省は、過去24時間にイスラエル政権の攻撃によってパレスチナ人113人が殉教、205人が負傷したと発表しました。

これにより、イスラエル政権のガザ攻撃が始まった昨年10月7日以降に殉教したパレスチナ人は2万7478人、負傷者は6万6835人に増加しました。

 


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