フランス国会議員団、「イスラエルはガザ住民の全滅を追求」
パレスチナ・ガザの視察に訪れたフランス国会議員団が、シオニスト政権イスラエルはパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスを壊滅させるだけでなく、ガザの全住民も亡き者にしようとしていると指摘しました。
フランス国会議員団の団長は6日火曜、エジプトとパレスチナ・ガザの国境にあるラファ検問所を視察する中で、「EUは、ガザでの停戦に向けて尽力すべきだ」と述べました。
そして、自国政府に対し、シオニスト政権との間に結んだすべての武器協定を停止させるよう求めました。
この一方、スペインのアルバレス外相は、昨年10月7日より同国がイスラエル政権に対する全ての武器輸出許可を停止させていることを明らかにしています。
ガザをめぐる別の動きとしては、ニカラグアがこのほど、シオニスト政権イスラエルに武器を供与したとして、ドイツ、カナダ、イギリス、オランダの4カ国をICJ国際司法裁判所に提訴する意向を示しました。
アメリカでは、サンダース上院議員が6日火曜、「我が国の政府は、イスラエル政権に資金援助することで、ガザでの人道的危機に加担している」と指摘しました。
同氏はまた、「私は、イスラエル政権のネタニヤフ内閣に対して、パレスチナの人々に行う今のような戦争を継続するための金を1セントも渡したいとは思わない」と強調しました。
パレスチナのサマー通信は、パレスチナ情報センターの代表がシオニスト政権イスラエルによるガザ南部ハーンユニスへの攻撃で殉教したと報じました。
ジャーナリストである同センター代表の殉教により、昨年10月7日の戦争開始以降にガザで殉教したメディア関係者の人数は、123人まで増加しました。
パレスチナ保健省は、ガザでは10月7日以降これまでに、パレスチナ人2万7585人が殉教、6万6978人が負傷しているとしています。