米サンダース上院議員、「米はガザの子ども虐殺に加担すべきではない」
3月 11, 2024 20:14 Asia/Tokyo
米バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員が、シオニスト政権イスラエルに対する武器支援の無条件打ち切りを求めました。
サンダース議員は米CBSニュースのインタビューで、パレスチナ・ガザ戦争を「前代未聞の危機」だとし、「ネタニヤフ首相はもはやイスラエルを統治できない」として、米ホワイトハウスに対し改めて、軍装備品の対イスラエル提供を無条件で停止するよう要請しました。
サンダース氏はこの中で、「アメリカは、ガザでの子ども虐殺においてイスラエルの共犯者になってはならない」「パレスチナ人殺害を目的としたネタニヤフ首相の戦争装備に資金を充てるべきではない」などと述べました。
こうした中、スウェーデンにあるSIPRI・ストックホルム国際平和研究所の最新報告からは、ガザ戦争が地域紛争に発展するリスクが高まると同時に、米国とEUはイスラエルを含む西アジアに最も多くの武器を輸出していることが判明しています。
またこの報告によれば、米国、フランス、イタリア、ドイツの4カ国は、2019~2023年の間に西アジアの武器輸入全体のうち81%を提供しました。
こうした中、ハリウッドで映画関係者ら数百人が抗議デモを実施し、ガザでの即時停戦を要求しました。このデモには映画俳優組合や米テレビ・ラジオ芸術家連盟などから多くが参加し、パレスチナと停戦への支持を表明しました。