パリ五輪開会式でのイエス・キリスト侮辱を、イランのSNSユーザーらが厳しく批判

イランの人々がSNS・Xにおいて、先日行われたパリ五輪開会式のパフォーマンスでのイエス・キリストへの侮辱を、オリンピック史上最も醜悪なシーンのひとつだったと批判しました。

 【ParsToday国際】パリ五輪の開会式は26日金曜、市内を流れるセーヌ川でボートに乗る各国・地域選手団の6.5キロにわたるパレードで始まりました。今大会の開会式は、これまでの開催国で行われてきたメインスタジアム内でのプログラムとは異なり、屋外の市内名所を巡る形で行われました。

しかし、そのパフォーマンスには、トランスジェンダーのモデルが登場したり、キリスト教徒を中心とした何十億もの人々の道徳観や信仰を侮辱する演出が行われたことにより、世界の人々は信じられない思いでこの開会式を眺めることになりました。

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さらに、イエス・キリストをモチーフにしたレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵画「最後の晩餐」を想起させるひどいパフォーマンスは、同性愛的表現を用いた侮辱的なもので、世界中から大きな批判を浴びることとなりました。

イランでも、Xユーザーらがこの侮辱的パフォーマンスへの反応を見せましたが、この記事ではその一部をご紹介していくことにします。

「これは自由などではない」

ユーザー名：Pegah Milan は、イエス・キリストの信徒を侮辱することは、歴史、信仰、文化に対する侮辱だとしました。

「これは、イエス・キリストを信奉する人々に対しての最大の侮辱だ。これは自由などではない。違う、違う、違う。これは歴史、信仰、文化に対しての侮辱だ」

 

「低俗さの極み」

ユーザー名：ali は、イエス・キリストへの侮辱を低俗さの極みであるとしました。

「パリ五輪2024における低俗さの極みは、イエス・キリストをモチーフとした名画という型を用いて西洋文化の退廃の頂点を示して見せたことだった。オリンピック開会式で行われたこのイエス・キリストとその使徒たちの名画の再現は、肌も露わな太った1人の女性をイエス・キリストの代わりに中心に置き、その周りに同性愛者の男女を配するというものだった」

「史上最も醜悪なオリンピック」

モンタゼレ・マフディーと名乗るユーザーは、パリ五輪を史上最も醜悪なオリンピックのひとつだとしました。

「パリ五輪は史上最も醜悪なオリンピックのひとつだ。その開会式におけるイエス・キリストへの侮辱は、醜悪な行為のひとつだった」

 

「イエス・キリストへの侮辱はイスラム教徒への侮辱」

ユーザー名：mohammad は、オリンピックの開会式で行われたイエス・キリストへの侮辱は、イスラム教徒に対する侮辱と同然であるとしました。

「イエス・キリストへの侮辱は、私たちイスラム教徒への侮辱も同然である。神から遣わされた預言者への侮辱は全て、私たちに対する侮辱だ。イスラム教は神の命令に従う宗教であり、世界で神の命令に従う人々は誰でも私たちの友人だ。私たちには、彼らを支援する義務がある」

また、parvanehというXユーザーも次のように投稿しています。

「私はイスラム教徒として、今回のようなイエスとキリスト教に対する横暴な侮辱に憤慨している・・・キリスト教徒のあなたは、この件についてどう感じているのだろう？」

「預言者に対する侮辱への反応見せるべき」

ユーザー名：Fateme Montazer Al-Mahdi は、パリ五輪開会式におけるイエス・キリストへの侮辱に反応すべきだと強調しました。

「パリ五輪2024において、神聖視されるイエス・キリストが侮辱された！　このような恥知らずな行為を放置すべきではない！」

 

「邪悪なオリンピックに呪いあれ」

ムハンマド・ホームズと名乗るユーザーは、パリ五輪主催者へ批判の矛先を向けました。

「私はイスラム教徒として、本当に気分が悪くなった！　なぜオリンピックの開会式において一部の性的な問題を抱える人々がイエス・キリストを侮辱しなければならなかったのか！？　フランス政府と今回の邪悪なオリンピックに呪いあれ！」

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