差別と二重基準に満ちた世界を作った西側諸国
10月 22, 2024 20:17 Asia/Tokyo
国連のイルネ・ハーン特別報告官は、世界各地でパレスチナ支持の運動が弾圧されていることについて、「差別と二重基準」として厳しく批判しました。
【ParsToday国際】ハーン報告官は、イスラエルが西側諸国の支援を得ることで、自らのあらゆる犯罪行為について完全な免責を受けていると批判しました。また、欧米各地でパレスチナ支持運動が弾圧されていることについても、「ガザ戦争では、近年のあらゆる戦争と比較しても表現の自由や報道の自由が危機にさらされている」としました。
ハーン氏はまた、当初はSNSがガザに関する情報発信の拠点となっていたが、今では誤った情報やデマ、ヘイトであふれているとしました。
これに関して、ロシアの軍事専門家であるウラジミール・イオシフ氏は、欧米諸国の言行不一致について、米英を筆頭として西側諸国がこうした姿勢をとっており、その背後にはイスラエル・ロビーの存在があると指摘しています。
イオシフ氏はその上で、一部の西側諸国は口先ではイスラエルを非難するものの、実際にはネタニヤフ政権を支持し、ガザやレバノンの民間人殺害に使われる兵器を提供しているとしました。
この一方で、ウクライナ・ザポリージャ原発のある地域を占拠しているロシアの首長は、ウクライナ側が同原発を攻撃していることについてIAEAが対応をとらないことを批判しました。
同首長は、IAEA幹部の報酬が欧州によってもたらされているのなら、IAEAは独立性を維持できないと訴えました。
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