イランがアフガン難民に100億ドルを捻出/ロシア安保会議副議長が台湾について警告とイスラエルの侵略継続
(last modified Sun, 15 Dec 2024 08:17:36 GMT )
12月 15, 2024 17:17 Asia/Tokyo
  • イランがアフガン難民に100億ドルを捻出/ロシア安保会議副議長が台湾について警告とイスラエルの侵略継続
    イランがアフガン難民に100億ドルを捻出/ロシア安保会議副議長が台湾について警告とイスラエルの侵略継続

ガザ戦争から帰還したシオニスト兵士が、同地区でのシオニスト政権イスラエル軍の行為を戦争犯罪であるとしました。また、情報筋によりますと、イスラエル軍が初めてシリア首都ダマスカス郊外に向けて進軍しました。

最近の国際情勢のうち、特に重要なニュースの一部には台湾の東アジア拠点化を狙うアメリカの工作、イランがアフガニスタン難民のために年間100億ドル以上を支出していること、イスラエル軍のダマスカス郊外への初進出、そしてガザから帰還したシオニスト軍のコメントなどがあります。以下のパールストゥデイの記事では、これらの主だった世界情勢について取り上げていきます。

 

イランがアフガン難民に年間100億ドル以上を支出

イールヴァーニー・イラン国連大使は、アフガン情勢に関する国連安保理の報告会で、「600万人以上のアフガン人がイランに避難しており、このことは我々の限られた財源などにとって大きな負担となっている。我が国は彼らのニーズを満たすべく年間100億ドル以上を支出しているが、今回は国際社会から十分な支援が得られていない。イランやパキスタンなどの国が恒常的な支援を必要とする一方、難民の帰還を可能にすべく住宅、雇用、基本的サービスの提供といったアフガンの国としての能力強化に重点を置くべきだ」と語りました。

 

メドベージェフ氏;「米の目標は台湾の東アジア拠点化」

ロシア・タス通信によりますと、同国のドミトリー・メドベージェフ安全保障会議副議長が、「米国はコソボのシナリオを利用して、台湾への支援により台湾を東アジアにおけるアメリカの拠点にしようとしている」と述べました。

 

イスラエル軍がダマスカス郊外に初めて進軍

ロシア・スプートニク通信はシリア情報筋の話として、「イスラエル政権軍が初めて同国首都ダマスカス郊外に進軍し、ダマスカス南西部ガトナ地区内の町ムガル・アル・ミル(Mughr Al-meer)に入った」と報じました。

 

イスラエルに対するイエメン軍とイラク・イスラム抵抗軍の共同作戦

イエメンのアルマシーラTVによりますと、イエメン軍のヤヒヤー・アルサリーウ報道官は、同軍が複数の独立作戦およびイラク・イスラム抵抗勢力と共同作戦でイスラエル占領地を標的にしていると発表しました。この共同作戦は複数の無人機により実施され、目的を達成しました。

 

ガザから帰還したイスラエル兵:「ガザで起きていることは理解し難い」

イスラエル紙ハアレツは、ガザ地区から帰還したシオニスト兵の1人、ハイム・ハル・ザハヴ(Haim Har-Zahav)氏の話として、「イスラエル軍はガザで目的ある戦争犯罪を引き起こしている」と報じました。このイスラエル兵はまた、「ガザ地区で起きていることは理解し難い。パレスチナ人に対する銃撃は無制限であり、この地区の建物は破壊され、ガザ北部に近づくパレスチナ人は攻撃される」と述べています。

 

オランダの裁判所が対イスラエル武器禁輸を棄却

カタール国営衛星通信アルジャジーラの英語放送によりますと、オランダ・ハーグにあるICC国際司法裁判所がネタニヤフ・イスラエル政権首相および、ガザ住民への同政権の行動を有罪とする判決を出したにもかかわらず、オランダの一裁判所は、同国からの対イスラエル武器輸出阻止を求める訴訟を棄却しました。

 

 


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