独、ガザの即時停戦と人道状況の改善を要求
(last modified Mon, 26 May 2025 07:39:13 GMT )
May 26, 2025 16:39 Asia/Tokyo
  • ドイツがガザの即時停戦と人道状況の改善を要求
    ドイツがガザの即時停戦と人道状況の改善を要求

ドイツ政府が、パレスチナ・ガザ地区における人道危機の悪化について警告するとともに、即時停戦とこの危機の政治的解決の必要性を強調しました。

【ParsToday国際】イルナー通信によりますと、ドイツのフロリアン・ハーン(Florian Hahn)外務次官は25日日曜、声明を発表し、ガザ地区の危機的状況について警告するとともに、同地区におけるシオニスト政権イスラエルの犯罪を止めさせるべくため直ちに行動を起こすよう求めました。

マドリッド・グループ加盟国の外相会議に出席するためスペインを訪問する予定のハーン次官は、「ガザ地区の人道状況は耐え難いものだ」とし、「ドイツの外交政策の原則は戦争終結および、独立国家パレスチナを樹立させることである」と語っています。

また、パレスチナ情勢に対するドイツの取り組みについて言及し、「我が国としてパレスチナにおける政府機関の設立、ヨルダン川西岸地区での入植地建設および入植者による暴力への対抗、そしてパレスチナ自治政府の改革と強化を支持する」と述べました。

マドリード会議は、国連会合の前に開催される予定です。国連加盟国は来月、フランスとサウジアラビアの主催により米ニューヨークにおいて、独立国家パレスチナの樹立に向けた解決策について意見交換を行うことになっています。

マドリードグループは、和平プロセスの復活および、西アジアで深刻化する危機への対応を目的として2024年に結成された組織です。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter