米ニューヨーク市長候補がイスラエル支持派を批判:ガザへの粉ミルク搬入禁止理由に疑問提起
(last modified Sat, 12 Jul 2025 05:55:10 GMT )
7月 12, 2025 14:55 Asia/Tokyo
  • マムダニ米ニューヨーク市長候補、ガザへの粉ミルク搬入禁止理由に疑問提起
    マムダニ米ニューヨーク市長候補、ガザへの粉ミルク搬入禁止理由に疑問提起

米ニューヨーク市長候補のゾーラン・マムダニ氏が、米国および世界中のシオニスト政権イスラエル支持者に対し、「イスラエルを支持する諸氏の中で、パレスチナ・ガザ地区への粉ミルク搬入を禁止する理由を説明できる者はいるか?」という率直な疑問を提起しました。

【ParsToday国際】IRIB通信によりますと、今年11月に予定されている米ニューヨーク市長選に向けた民主党の予備選で最近勝利を収めた、左派の若手候補ゾーラン・マムダニ州議会議員(33)は、「X」(旧ツイッター)の自身のアカウントにおいて「この疑問は、乳幼児の基本的なニーズさえ確保されない、イスラエルによるガザ地区の閉塞的封鎖を受けて提起されている」と投稿しました。

パレスチナの理念を支持することで知られるマムダニ氏はガザ地区封鎖の最も残虐な側面の一つに言及し、特に子どもをはじめとした無辜の民間人への日常的な犯罪を無視するという、シオニスト支持者の倫理・レトリック上の偽善を批判しています。

これに先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズはニューヨーク市長選の民主党予備選でイスラム教徒候補であるマムダニ氏が勝利したことについて「今回の出来事は、イスラエルへの無条件擁護を掲げてきた民主党の伝統的な層に対する同党投票者の拒否反応を反映しており、将来大きな出来事が起こる前兆となる」と報じていました。

ゾーラン・マムダニ氏は去る6月24日の民主党市長予備選挙で、有力とみられていた対抗馬のクオモ前州知事を破り、ニューヨーク市長の民主党候補に選ばれています。

 


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