国際ニュース|IAEA査察官がイランに復帰/イエメンがイスラエル空港に攻撃
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ロシア国連代表本部のドミトリー・ポリャンスキー氏
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、査察団がイランに戻ったことを発表しました。
【ParsTodayイラン】グロッシ氏は28日、IAEA査察団がイランに戻ったことを明かしました。イランのアラーグチー外相はこれについて、「国家安全保障最高会議の決定に基づき、南部ブーシェフル原発の燃料交換の監視のため受け入れた」と述べました。同外相はまた、イランとIAEAの新たな協力枠組みに関する合意文書は、まだ承認されていないとも述べました。
ロシア、イランに関する安保理決議2231の延長案を提出
ロシア国連代表本部のドミトリー・ポリャンスキー氏は、2015年のイラン核合意に関連する安保理決議2231の技術的な内容を延長する決議案を安保理に提出したことを明かしました。同氏はまた、「ロシアと中国は核合意の締約国として、外交にもっと時間を割くべきだと考えている」と述べました。ポリャンスキー氏は、「我々は国際社会の選択が戦争ではなく、平和と外交のためであるべきだと信じており、この決議案もその考えに基づいて作成された」としました。
米警察、イスラエルとの協力に反対するマイクロソフト社員らを逮捕
米ワシントン州で、マイクロソフト社とイスラエルとの協力に反対する現役・元社員らが同社CEOのブラッド・スミス氏のオフィスを占拠し、警察は社員ら7人を逮捕しました。
マイクロソフト社は、クラウドサービス「アズレ」などをイスラエル軍に提供しており、イスラエル軍はこれをヨルダン川西岸の住民に関するデータベースとして利用していると報じられています。データベースは、パレスチナ市民の拘束やその殺害を正当化するために使われているとも伝えられています。さらに、このデータはガザ地区および西岸地区でのイスラエルの軍事攻撃計画にも重要な役割を果たしているとされています。
世界25カ国が米国向け郵便物の受け付けを停止
世界郵便連合は、少なくとも25カ国がトランプ米大統領による関税政策を懸念し、米国向けへの郵便物受け付けを停止したことを発表しました。それによると、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、インド、オーストラリア、そして日本などの郵便局が、多くの米国向けの荷物を受け付けないことを決定したと伝えられています。
ベネズエラ軍が沿岸部の警備開始
ベネズエラ政府は、アメリカの3隻の駆逐艦が同国の海域に接近したことを受け、軍艦船とドローンで沿岸地域を巡回することを決定しました。この措置は、アメリカとベネズエラの間の緊張が高まっている中で行われました。アメリカは麻薬密輸対策と称して、3隻の駆逐艦と4000人以上の海兵隊をベネズエラ近海に派遣しています。
安保理理事国14カ国がガザ停戦を求める
国連安保理の常任・非常任合わせて14カ国(アメリカを除く)が、イスラエルによるガザ地区でのジェノサイドと戦争を直ちに停止するよう求めました。
パレスチナ保健省「ガザで過去24時間に76人のパレスチナ人が殉教」
パレスチナ保健省は28日、過去24時間で76人の殉教者と298人の負傷者がガザの病院に搬送されたことを発表しました。これにより、2023年10月7日から現在までのパレスチナ人の殉教者数は6万2895人に達し、負傷者は15万8927人に達しました。
イエメン軍、イスラエル空港を攻撃
イエメン軍は声明で、イスラエルのベン・グリオン国際空港を極超音速ミサイル「パレスチナ2」で攻撃したことを発表しました。イエメン軍はこの攻撃が目標を達成し、イスラエル軍が避難所に逃げ込み、空港の活動が停止したとしました。